Hamuro mAiR

ハムロ・マイクロ・
レジデンシー開始記念
アーティストトーク

本イベントは終了しました。ありがとうございました!

イベント概要

日時

2024年6月22日(土)
14:45 開場
15:00 開始

会場

湯のまち公民館(Googleマップ
福井県あわら市二面第32号16番地(えちぜん鉄道あわら湯のまち駅南側)
駐車場:あわら市湯のまち駅南口駐車場(Googleマップ )※無料処理をしますので駐車券を持参ください

定員

50名(先着順)
参加費無料

  • トークは英語と日本語通訳を交えて行います。
  • トーク終了後(17時ごろ)、アーティストを囲んでリフレッシュメントを楽しんでください。
  • 閉会後、アフターパーティーとして湯の町で温泉と夕食を取る予定です。参加ご希望の方はお申込み時にお知らせください(自費となります)。お酒を飲まれる方は公共交通をご利用ください。福井駅からおこしの場合は、えちぜん鉄道一日フリーきっぷ(1,200円)がお得です。
  • 取材関係者の方も事前にお申し込みください。

アーティスト

Tuomas A. Laitinen トゥオマス・ライティネン

Photography by Diana Luganski

ヘルシンキを拠点とするフィンランド人アーティスト。映像、音響、ガラス、アルゴリズム、化学と微生物によるプロセスなどを用いて「共生」の中にある「多様な種の絡み合い」を探求している。(半)透明感のある作品を用いて構成されるインスタレーション作品には、言語、身体性そして物質性が織り込まれ、含みと揺らぎを持った「繋がり」を想像させるシチュエーション(状況)を作る。エコロジー、拡張意識、知の生産といったテーマに取り組む。

2018年には現森美術館館長の片岡真美氏がキュレーションした 21st Biennale of Sydney に参加。その他、7th Bucharest Biennale, Screen City Biennale 2019 (Stavanger), SADE LA (Los Angeles), Amado Art Space (Seoul), Moving Image New York, A Tale of a Tub (Rotterdam), Art Sonje Center (Seoul), Helsinki Contemporary, Museum of Contemporary Art Kiasma, EMMA – Espoo Museum of Modern Art, MOCA Shanghai & Cinemateca do MAM Rio de Janeiro 等で発表。コレクション所蔵、受賞多数。

www.tuomasalaitinen.com / Instagram

Emilija Škarnulytė エミリヤ・シュカルヌリーテ

Photography by Visvaldas Morkevicius

リトアニア生まれ。「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」(森美術館グループ展)へ参加したように、「私たちが生きる現代と場所」を考察するヒントを与える作品を多く作るアーティスト/映像監督。ドキュメンタリーと空想的な要素を同時に取り入れ、観客を包み込むように作られるインスタレーションには、宇宙、地質、環境そして政治的な観点が複眼的に連動しており、肉眼では感知できない「深遠な時間」「見えない構造」というテーマで世界と私たちの未来を探っている。

2021年には Tate Modern での個展、その他 Kunsthaus Pasquart (2021), Den Frie (2021), National Gallery of Art in Vilnius (2021), CAC (2015) and Kunstlerhaus Bethanien (2017)など多数。ビエンナーレなどの国際的グループ展に多く参加。2019年の Future Generation Art Prize、2023年の Ars Fennica Art Award の受賞者。映像監督としての作品は Serpentine Gallery, UK, Centre Pompidou, France, and the Museum of Modern Art, New York などの美術館で発表し、Rotterdam, Busan, Oberhausen などのフィルムフェスティバルで上映。2019年には New Mineral Collective のユニットとしてFirst Toronto Biennial からのコミッション作品を発表。

www.emilijaskarnulyte.com / Instagram

ハムロ・マイクロ・レジデンシーとは

ハムロ・マイクロ・レジデンシー(Hamuro mAiR)は、あわら市金津創作の森にある葉室(はむろ)という屋号を持ったアーティストの家と、それを未来に受け継ぐアーティストの加藤将司(www.shoji-kato.com)の発案が結びつくことで生まれました。フィンランドと日本をインター・ローカルに結ぶ実験的なアーティスト・イン・レジデンス・プロジェクトとしてフィンランドのKONE財団の助成支援を受け今年度5月に開始し、これから2年間多くのレジデンツを受け入れながら展開します。「マイクロ」と名がつく理由は、運営者が加藤個人と規模がとても小さく、一人一人の必要に応じたコーディネーションや「縁結び」を提供することに由来しています。葉室を拠点とした小さな始まりですが、ダイナミックなアイディアや繊細な感性とともに探索することで、フィンランドからくるレジデンツと日本でのプロジェクトに関わる人たちの間と共に「新しい繋がり」を見つけていきます。関わる人各自の感じる心と想像する力と共に「世界」をマクロ的に見つめ、対話とインスピレーションを連鎖させながら「未来創り」の可能性を広げたいと願っております。

今回はレジデンツ第一弾としてこられるお二人に、各自のアイディア、作品、世界観などをご紹介したいただくことで、これからあわらをベースとした日本滞在中に彼らがどのように探求していくのか、そして何を発見していくのか、アーティストと共に想像したいと思います。